落胆している暇なんかない〜喪主の役割〜

喪主のあいさつあれこれ

喪主と聞いて私が一番先に思い浮かべるのは、出棺の時、マイクに向かって参列者の方々にあいさつをしている姿です。弔問を受ける際にもお悔やみのことばの返礼のあいさつをしなくてはなりませんが、ではいったいどんなあいさつをすればいいのでしょうか。

あいさつの例文をご紹介したいと思います。

<お悔やみの返礼例>

【一般的な返礼】
@お忙しいところおいでいただき、ありがとうございます。
Aごていねいなおくやみ、おそれいります。生前には大変ご懇意にしていただきました。改めてお礼申し上げます。

【故人が病死のとき】
@お忙しいところ、お運びいただき、恐縮でございます。覚悟はしておりましたものの、あまりに早くこの時を迎え、ことばもございません。今はただ、夫が安らかな眠りについていることを祈っています。Aお悔やみ、ありがとうございます。長い間の闘病生活でしたが、夫もようやく楽になれたと思います。入院中はお見舞いをいただきましてありがとうございました。

【故人が急死の場合】
@お悔やみありがとうございます。急なことでしたのでまだ信じられません。少し取り乱しておりますが、どうぞお許しくださいませ。
Aお忙しいなかお運びいただきましてありがとうございます。突然のことでまだ気持ちに整理がつかない状態です。残された子供たちのためにも、私がしっかりしなければと思っております。

<通夜でのあいさつ例>
本日は、母・○○の通夜に際しまして、このように大勢のみなさまにお集まりいただきまして本当に感謝にたえません。昨春、父が他界し、今こうして最愛の母に別れをつげなければならないことになろうとは夢にも思っておりませんでした。急逝した父とは違い、母は若い頃から体が弱かったため、子供を持つことは無理だと医者にも言われていたそうです。そのため、「あなたの誕生は奇跡だったのよ」と生前いつも話してくれていました。私が社会人になった頃からは、母は介護施設でボランティアをしておりました。歌や手遊びをしたりお世話のお手伝いを通してご高齢の方と触れ合い、笑顔を見ると自分も元気をもらうのよと、必要とされていることに喜びを感じ、毎日の充実感でとても幸せそうでした。そんな母の元気な笑顔を見るのが私は好きでした。こうして過ごした母との五十年の月日がこれからの私の人生の支えとなってくれると信じております。生前、みなさまからいただいたご厚誼に対しまして、故人に代わり厚く御礼申し上げます。葬儀・告別式は○○ホールにて明日の午前○時より執り行います。本日は、ありがとうございました。

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